ものづくりの中枢都市でありながら、豊かな自然が魅力の豊田市。この記事では豊田市の王道観光スポットから、まだまだ知られていない穴場の名所までご紹介します。

自然豊かな場所から近代文化を感じられる施設まで、旅行や観光にぴったりなバラエティあふれるスポットをtabemaro調査員が厳選しました。豊田市を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。

目次

豊田市ってどんな街?

豊田スタジアム

言わずと知れたトヨタ自動車の企業城下町、愛知県豊田市。県内の約18%を占める愛知で最も広い面積を持ち、人口も名古屋市の次に多い街です。

クルマのまちのイメージが強いですが、実は市域の7割を豊かな森林が占めていたり、サッカースタジアムや大規模ショッピングモールもあったりと、多様な様相を見せる住みごこちのいい街でもあります。

豊田市のご当地グルメは?

豊田市には、街をあげて普及に取り組んでいるご当地グルメはありませんが、豊かな自然とこの地ならではの気候風土から生まれた自慢の特産品がたくさんあります。

  • 愛知県内第1位(2014年)の収穫量を誇る「お米」
  • 山村のごちそう「五平餅」
  • 米どころを活かした「日本酒」
  • 矢作川とその支流・巴川でとれる「アユ」
  • あっさりながらジューシーな旨みも特徴の「三州豚」
  • 地蜂の子や幼虫をご飯と一緒に炊き込む田舎料理「へぼめし」

以上のような特産品が市内各地で楽しめます。本記事でも紹介する道の駅などでは特産品を使ったグルメなども味わえるので、遊びに来た際はぜひ「そこでしか味わえない」グルメも楽しんでみて。

それでは、大都市と大自然のどちらも楽しめる豊田市の観光スポットを見ていきましょう!

【名所】ここだけは外せない豊田市の王道観光スポット10選

まずは、豊田市に来たらい一度は行きたい人気の観光名所をご紹介。四季折々の絶景や歴史を感じる文化遺産まで幅広くピックアップしました。

言わずと知れたNo.1紅葉名所「香嵐渓」

まず紹介するのは、愛知県下の紅葉スポットとして不動の人気を誇る香嵐渓。矢作川支流巴川の渓谷沿いに約4000本のモミジが植えられ、見頃時期には圧巻の絶景が楽しめます。

香嵐渓内の知る人ぞ知る紅葉ビュースポットは、参道にもみじや杉木立が生い茂る「香積寺(こうしゃくじ)」。もみじの開祖・三栄和尚が巴川畔に植えたとされる杉も2本残っています。

例年11月ごろからは50万人以上が訪れる「香嵐渓もみじまつり」が開催。きらびやかなライトアップが行われるほか、鮎や五平餅など豊田ならではのグルメも多数出店し、お祭りムードを楽しめます。

紅葉だけでなく、初夏には新緑も見応えがあります。木陰で巴川の涼しいせせらぎを聴きながらみずみずしい青もみじを観賞してみては。

香嵐渓の詳細情報

  • 住所: 豊田市足助町飯盛
  • アクセス:
    【車】猿投グリーンロード「力石IC」から約15分、東海環状自動車道「豊田勘八IC」から約20分
    【公共交通機関】名鉄「浄水」駅→とよたおいでんバス(百年草行)→「香嵐渓」下車、名鉄「豊田市」駅→名鉄バス(足助行)→「香嵐渓」下車
  • 駐車場:670台 1台500円(11月は1台1000円)
  • 紅葉の見頃:11月中旬~下旬

吊り橋から絶景の紅葉がみられる「大井平公園」

豊田市稲武地域にある大井平公園も、香嵐渓と並んで豊田の紅葉名所として知られています。

大井平公園の紅葉ビュースポットは、名倉川にかかる「風のつり橋」から眺める公園全体の紅葉。遊歩道も整備されており、散策を楽しみながら美しい紅葉を観賞できます。

毎年11月には「稲武もみじまつり」も開催されており、ライトアップやグルメが楽しめるバザーも実施。ぜひ秋に足を運んでみてください。

大井平公園の詳細情報

  • 住所: 豊田市稲武町大井平5-1
  • アクセス:【車】猿投グリーンロード「力石IC」から約45分
  • 駐車場:60台
  • 紅葉の見頃:11月上旬~中旬

人気アニメの聖地にもなった「道の駅どんぐりの里いなぶ」

前述の「大井平公園」からほど近くにある観光施設が、道の駅どんぐりの里いなぶ。2022年にリニューアルした施設には天然温泉「どんぐりの湯」や新鮮な産直野菜、焼きたてパンやお土産が豊富にそろう「どんぐり横丁」、家族で楽しめる体験プログラムのある「どんぐり工房」など見どころが充実しています。

ロースト鹿丼

どんぐり横丁内の「どんぐりキッチン」では稲武のおいしいお米「ミネアサヒ」を使ったメニューが豊富。地元産の鹿肉をローストした「ロースト鹿丼」は稲武ならではのおすすめグルメです。

2024年に放送されたアニメ「ゆるキャン△ SEASON3」に登場し、聖地としても名を広めました。キャラクターが食べていた「いなぶカステラ」も一度は食べたいご当地グルメです。

どんぐりの里いなぶの基本情報

  • 住所: 愛知県豊田市武節町針原4-1
  • アクセス:【車】東海環状自動車道「豊田勘八IC」より約45分
  • 駐車場::大型車12台・普通車108台
  • 営業時間:9:00~17:00(平日)、9:00~18:00(土日祝)
    ※どんぐりの湯は10:00~21:00(平日)、9:30~21:00(土日)
  • 定休日:どんぐり横丁 無休(4月~11月)、左記以外は毎週木曜日、年末年始(12月30日~1月1日)、施設点検の臨時休業(6月、12月)

冬季限定の氷のオブジェ「湧水広場の氷瀑」

湧水広場の氷瀑は、先述した「大井平公園」から近くにある冬限定の観光名所。大井平公園から「風のつり橋」を渡り、左方向に10分ほど歩いたところにある氷の滝(オブジェ)で、山肌に柱を立てて毎日山水をかけているため日々形が変わります。

期間中(1月~)には毎日ライトアップも開催。暗闇の中に雄大な氷瀑が浮かび上がり、神秘的な雰囲気が楽しめます。デートにぴったりな季節限定の名所にぜひ行ってみてください。

湧水広場の氷瀑の基本情報

  • 開催時期:1月~2月(溶けるまで)
  • 住所:豊田市稲武町横川渡4
  • アクセス:【車】猿投グリーンロード「力石IC」から約50分
  • 駐車場:大井平公園駐車場を利用
  • ライトアップ時間:18:00~20:00
  • 料金:無料

四季桜と紅葉のコラボレーションがみられる「小原四季桜」

1年を通じて、春と秋に2度花を咲かせることから名前がついた四季桜。豊田市の小原地区はその名所として知られており、いたるところに10,000本を超える四季桜が植栽されています。

川見四季桜の里

見ごろとなる11月下旬~12月上旬には「小原四季桜まつり」が開催。屋台やステージも出る「小原ふれあい公園」やビュースポットとして知られる「川見四季桜の里」を中心に、多くの人でにぎわいます。シーズン中に足を運び、紅葉と桜が同時に見られる奇跡のコラボを楽しんでみてください。

小原四季桜まつり・小原和紙満喫モデルコース!2024年の四季桜開花状況は?

紅葉と同時期に花を咲かせる約300本もの四季桜で知られる豊田市小原地区。毎年秋になると「小原四季桜まつり」が開催され、紅葉と四季桜のコラボレーションを見に多く…

小原ふれあい公園の基本情報

  • 住所:豊田市小原町孫八456
  • アクセス:【車】東海環状自動車道「豊田松平IC」から約15分
  • 営業時間:9:00~16:00
  • 料金:無料

東海の昇仙峡「王滝渓谷」

日本一の渓谷美で知られる昇仙峡にもたとえられる王滝渓谷。巴川の支流、仁王川沿いにあり、遊歩道から清流のせせらぎや、四季それぞれの山の彩りを楽しめます。初夏にはホタル観賞、秋にはもみじまつりが開催されますよ。

激流が生み出す巨岩や奇石、全長90メートルにわたる王滝湖かけ橋などは絶景です。バーベキューやトレッキングもでき、家族でのおでかけにもぴったりのスポットです。

王滝渓谷の基本情報

  •  住所:豊田市王滝町
  • アクセス:【車】東海環状自動車道「豊田松平IC」より国道301号線経由で約10分
  • 駐車場:無料(約30台)

江戸の面影を伝える「足助の町並み」

愛知県で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された足助の町並みは、漆喰で塗り固められた美しい建物が約2㎞に渡って立ち並んでいます。

宿場町として栄えた街並みを今に残す通りには、カフェやギャラリーなどがあり、ノスタルジックな雰囲気に浸りながら観光を楽しむことができます。

毎年8月には「足助川万灯まつり」が開催され、川沿いに灯される約5,000本のろうそくと花火の幻想的な光が町を包みます。また竹かごと和紙で作った行燈を街道沿いに並べ、風情ある夜の街を演出する「たんころりんの夕涼み」も風物詩となっています。

秋には、紅葉の名所「香嵐渓」にも徒歩10分ほどで行けるので、合わせて訪れると良いでしょう。

足助の町並みの基本情報

  • 住所:豊田市足助町
  • アクセス:【車】猿投グリーンロード「力石IC」から約15分
  • 駐車場:有料・香嵐渓駐車場(約670台)1台500円(11月は1台1000円)

県内唯一の飲泉許可を得た天然ラドン泉「猿投温泉」

長久手市の人気テーマパーク「ジブリパーク」から車で山を登ること約15分。美しい自然に囲まれた秘境温泉宿・猿投温泉があります。宿泊はもちろん、日帰り温泉利用もおすすめ。

天然のラドン泉として有名で、県内で初の飲泉許可を得ている温泉です。「医者のすすめる奇跡の温泉」にも選ばれており、古くからさまざまな病の療養の湯として親しまれています。自然の美しい風景を眺めながらゆったりと入浴すれば、最高のデトックスになりますよ。

入浴だけでなく源泉水を飲むことでも体調が改善するといい、飲泉は販売されているほか蛇口からおひとり5Lまで汲んで持って帰ることも可能。

癒しの宿 金泉閣の朝食
日帰り温泉 金泉の湯の猿投十割そば

宿泊すると、温泉水を使用した名物料理「温泉湯豆腐」を食べることができます。日帰り温泉施設『金泉の湯』でも、お食事処で温泉で炊いたご飯や源泉水で打った蕎麦などの温泉料理が楽しめるので、グルメも要チェックです。

猿投温泉の基本情報

  • 住所: 豊田市加納町馬道通21
  • アクセス:地下鉄東山線「藤が丘駅」より巡回バスで約50分
  • 営業時間:
    【日帰り温泉】
    [月曜~金曜]9:30~23:00(22:30最終受付)
    [土日祝]8:00~23:00(22:30最終受付)
  • 定休日:無休
  • 料金:【日帰り温泉】大人1,580円、小人380円 【宿泊】公式サイト参照

大人デートにもぴったり「豊田市美術館」

愛知 美術館

豊田市の市街地を一望できる場所に立地する豊田市美術館。近代から現代まで、国内外問わず幅広い所蔵品が集められており、毎回ユニークなテーマで開催される展覧会も人気です。

谷口吉生氏によるデザインの建物は日常との距離をとるため入り口にあえて湾曲したアプローチが設置されており、一歩一歩進むごとに建物が見えてくるという素敵な仕掛けが。

館内は乳白色のガラスから差し込む柔らかな光で明るく照らされ、展示コーナーごとに異なる材質が使われるなど作品を引き立てる工夫が凝らされています。

調査員F

敷地内にあるレストランでは、美しい風景を眺めながら作品にちなんだ料理が食べられ、茶室では、季節の和菓子と抹茶を楽しむことができますよ。

豊田市美術館 基本情報

  • 住所: 豊田市小坂本町8丁目5-1
  • アクセス:名鉄「豊田市」駅下車徒歩約15分
  • 駐車場:あり
  • 営業時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
  • 定休日:月曜日(祝日除く)、展示替え期間、年末年始
  • 観覧料:一般1000円、高校・大学生800円、中学生以下無料

トヨタの最新技術を体感!「トヨタ会館」

トヨタ会館では、トヨタ自動車の環境に配慮したエコカーや、事故をおこさないようにドライバーをサポートする技術など、最新の技術が体験できます。

実際にトヨタの工場で活躍している溶接ロボットを間近で見られるなど、テクノロジー好きにはたまらない空間になっています。

ここでしか手に入らない限定のミニカーや、トヨタ博物館の人気メニュー「トヨタ博物館カレー」などが購入できるミュージアムショップも、レアな豊田土産が見つけられるので人気があります。

トヨタ会館の基本情報

  • 住所:豊田市トヨタ町1
  • 開館時間:9:30~17:00
  • 休館日:毎週日曜日、年末年始、ゴールデンウィーク、夏期連休等
  • 入館料:無料

【穴場】知る人ぞ知る豊田市の穴場スポット9選

次に、意外と知られていない豊田市の穴場観光スポットをご紹介。人ごみを避けておでかけを楽しみましょう。

水墨画のような幻想の世界「押山雲海」

愛知の山130に数えられる押山の山頂は、押山雲海として周囲の山々を一望できる絶景ポイントになっています。

近くに駐車場があるため山頂付近までは車で登ることが可能で、本格的な装備で登山をしなくても、山頂からの絶景が望めます。駐車場からは200m程ですが、山道なので歩きやすい靴は必須です。

押山の神秘的な雲海は、いつでも無条件に見られるものではなく、発生には下のような条件があります。

  • 10月~11月の早朝(6時から9時頃まで)
  • 前日の気温と湿度が高く、当日は快晴で冷え込んでいる
  • 山の麓の気温が6~8℃(朝6時頃)

残念ながら、これらすべての条件が揃っても必ず雲海が見られるという訳ではありません。自然現象なので、見られることを願ってチャレンジしてみましょう

押山雲海の基本情報

  • 場所:豊田市押山町
  • アクセス:【車】中央自動車道「恵那IC」から約40分
  • 駐車場:あり

秋には一面に咲き誇る「逢妻女川の彼岸花」

逢妻女川(あいづまめがわ)に架かる天王橋と男橋の間の土手には、約450mに渡っておよそ200万本の彼岸花が植えられています。美しい絶景を一目見ようと県内外からたくさんの人が訪れ、インスタ映えする絶景ポイントとしても人気が高まっています。

彼岸花は毎年9月の中旬から下旬にかけて咲き誇り、川沿いが真っ赤に染まる様子は、迫力のある美しさ。

川の周りは住宅街で駐車場がないので、彼岸花を見に行く際は公共交通機関を利用してください。

逢妻女川の基本情報

  • 住所:豊田市宮上町6
  • アクセス:【公共交通機関】「豊田市」駅→名鉄バス(星ヶ丘・豊田線)→「宮上町」で下車徒歩約3分
  • 駐車場(開花時期のみ臨時):約50台(場所は以下地図を参照)
  • 彼岸花の見ごろ:例年9月中旬~下旬

レトロな展示を楽しむ「トヨタ鞍ヶ池記念館」

トヨタ自動車の最新技術など、近代的な展示を行っているトヨタ会館に対し、トヨタ鞍ヶ池記念館ではトヨタ創業期の資料や工場のジオラマ模型の展示を見ることができます。

創業者の豊田喜一郎が名古屋市郊外の八事・南山の敷地内に建てた住居を移築修復した旧豊田喜一郎邸では、2013年にガレージが新設され、自動車生産累計1億台達成の記念車の「オリジン」の展示があります。

レトロな雰囲気の展示を見ながら、トヨタのルーツを感じてみてはいかがでしょうか。

トヨタ鞍ヶ池記念館の基本情報

  • 住所:豊田市池田町南250番地
  • アクセス:【公共交通機関】豊田市駅より名鉄バス「鞍ヶ池公園前」下車徒歩3分
  • 開館時間:9:30~17:00
  • 休館日:月曜日
  • 入場料:無料

人造湖の中で大自然を満喫!「三河湖」

三河湖は、県下最大の人造湖で、ルアーフィッシングや、キャンプ、気球体験もできます。

期間限定で開催される「三河高原アドベンチャー」では、さまざまなアクティビティで遊べ、人気のSUP体験ができたり、カヌーに乗って三河湖の景色が楽しめたりします。

なかでも熱気球体験は人気があり、上空から約5分間にわたり三河湖の絶景を眺めることができます。

三河湖の基本情報

  • 住所: 豊田市羽布町鬼ノ平1-233
  • アクセス:東海環状自動車道「豊田松平IC」から約50分
  • 駐車場:あり
  • ボート料金:1時間1,000円

オフロード走行体験!「さなげアドベンチャーフィールド」

オフロードを四輪駆動車で駆け抜けて、ワイルドな休日を過ごすのはいかが?

さなげアドベンチャーフィールドでは、自身の運転でオフロード走行ができるほか、インストラクターの運転する車に同乗するなどして、四輪駆動車のオフロード体験ができます。

調査員F

車のレンタルができるので、乗用車や2DWで出かけても大丈夫です。新型のSUVにもいち早く試乗できるので、購入を検討している方にもおすすめ!

デイキャンプ、バーベキュー場が併設されているので、家族みんなで楽しめるのも嬉しいポイントです。

さなげアドベンチャーフィールドの基本情報

  • 住所:豊田市伊保町向山16番地1
  • アクセス:【車】東名高速道路「東名三好IC」より約17分
  • 営業時間:9:00~17:30
  • 定休日:木曜日
  • 料金:入場無料

緑に囲まれリラックス「愛知県緑化センター・昭和の森」

1976年に建てられた緑化施設、愛知県緑化センター・昭和の森。総面積48.2haと広大な敷地内に、日本庭園やロックガーデンが整備された、花や自然を楽しめる場所になっています。

緑化センター本館は、ガラス張りの天井から日の光が差し込み、自然と一体になったリラックスできる空間になっています。建物の前には人口の小さな滝があり、杉林の奥から水が流れ出る様子が印象的です。

センターの横に広がる「昭和の森」には、アスレチックやバーベキュー場があり、グリーンシーズンの週末には家族連れで賑わっています。

ゆっくりと季節の花や野鳥の観察ができるので、リラックスしたいときには緑化センターに行ってみてください。

愛知県緑化センター・昭和の森の基本情報

  • 住所:豊田市西中山町猿田21-1
  • アクセス:【車】猿投グリーンロード「中山IC」から約2分
  • 駐車場:◎愛知県緑化センター/乗用車717台、バス5台 ◎昭和の森/乗用車164台、バス16台
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:月曜日

コスパ最強の遊び場「鞍ヶ池公園」

鞍ヶ池公園はかんがい池である鞍ヶ池を中心とした、広大で自然豊かな公園です。池でボート遊び、湖畔遊歩道でピクニックができるほか、動物園や観光牧場も中にあります。

エリアは動物園、交流エリア、パークフィールドに分かれており、はしゃぐもよし、ゆったり過ごすもよし、レストランでグルメを楽しむもよしです。入場無料で半日以上過ごせてしまう、とってもお得感のある公園ですね!

また公園の南側からは、隠れたパワースポットである古瀬間神社にも徒歩で行くことができます。神社がある古瀬間御嶽山は春頃になるとコバノミツバツツジが満開で、山が美しいピンクに染まるのを見ることも。

鞍ヶ池公園の基本情報

  • 住所:豊田市矢並町法沢713-2
  • アクセス:
    【公共交通機関】名鉄豊田市駅→名鉄バス矢並線で20分、バス停:鞍ケ池公園前下車、徒歩すぐ
    【車】東海環状道豊田勘八ICから10分東海環状道鞍ケ池スマートICから3分
  • 駐車場:有 約900台、無料
  • 営業時間:9:00~17:00(動物園は10:00~16:30、動物ふれあい広場は13:10~14:50)
  • 料金:無料

徳川家のルーツを訪ねて「松平郷」

松平郷は徳川家の先祖である松平氏の発祥の地です。郷内には家康公を奉った松平東照宮、松平家にまつわるものを展示する松平郷館、松平氏菩提寺の高月院などがあります。

松平東照宮では、徳川家康公400年祭を記念して描かれた美しい漆絵を天井に見ることができます。境内には家康公が産湯に用いたといわれる「産湯の井戸」があり、不老長寿や安産のご利益があるパワースポットとなっています。

郷を散策した後は、松平郷から少し車で向かったところにある「松平郷展望テラス」に立ち寄るのもおすすめ。標高310mの高さから、豊田市はもちろん、名古屋の高層ビルや伊勢湾まで見渡せるスポットです。

徳川のルーツを感じる史跡めぐりをしてみてはいかがでしょうか。

松平郷の基本情報

  • 住所:豊田市松平町赤原9-1
  • アクセス:東海環状自動車道「豊田松平IC」から約15分
  • 駐車場:あり

香嵐渓の穴場イチョウ名所「夫恋薬師堂」

香嵐渓一の谷のすぐそばにある落部駐車場を上った先にある夫恋薬師堂は知る人ぞ知る穴場スポットです。

豊田市の名木にも指定された樹齢400年以上のイチョウが見られる、恋愛成就のご利益があるお堂です。その昔、「夫が欲しけりゃ落部においで 落部(おちべ)薬師は夫恋(つまごい)薬師」という唄がはやったとか。

紅葉シーズンには人ごみを抜けて、恋人や気になる人と美しく黄葉するイチョウを見ながらしっとりと静かなひと時を楽しんでみて。

夫恋薬師堂の基本情報

  • 住所:豊田市足助町月ノ入
  • アクセス:
    【車】猿投グリーンロード「力石IC」から約15分、東海環状自動車道「豊田勘八IC」から約20分
    【公共交通機関】名鉄「浄水」駅→とよたおいでんバス(百年草行)→「香嵐渓」下車、名鉄「豊田市」駅→名鉄バス(足助行)→「香嵐渓」下車
  • 駐車場:落部駐車場を利用
  • イチョウの見頃:11月上旬~中旬ごろ

レアな穴場の観光スポットで休日を満喫

豊田市には有名な観光地がたくさんありますが、たまにはレアな穴場の観光スポットに行ってみるのもいいものです。

まだまだ底が知れない、豊田の新たな魅力に出会えるかもしれません!地元の方も、旅行で訪れた方も、ぜひローカルな豊田での休日を楽しんでください!