春からリニューアルを行っていた蒲郡市の人気観光スポット「竹島水族館」が2024年10月12日(土)、新館の新築工事を完了してグランドオープンします。
料金は、市民以外の大人は900円から1200円に値上げ。市外在住の子ども500円、蒲郡市民の大人500円、子ども200円は変わりません。
- 展示面積が約2倍に!タカアシガニが群泳する大型水槽も登場
- アシカプールがグレードアップ!
- 2匹のカワウソが仲間入り
- カピバラの展示が広くなって復活
- 人気のグッズ売り場も5倍に拡張
今回の記事では新館をメインに、上記のグランドオープンの見どころについて解説するとともに、オープン前に行われたプレス向け内覧会で体験してきた見どころを徹底レポートします。
それでは、以前より進化(深化)した竹島水族館の魅力をのぞいてみましょう!
目次
よりディープにパワーアップした「竹島水族館」
竹島水族館は、愛知県蒲郡市の観光地「竹島」近くにある人気の水族館。展示する生き物は500種類、4500匹にものぼります。
深海生物の展示種類数は約140種類と日本一を誇り、年間来場者数は40万人を超えます。本格的な展示内容もさることながら、見どころは館内にちりばめられた手書きの解説文やポップ。斬新な展示の手法に全国からファンが集まるようになりました。
展示面積が約2倍に
そんな竹島水族館ですが、2024年の春からリニューアルを実施しており、今秋の新館完成を経てついにグランドオープンします。
展示面積はなんと約2倍に拡大。ここからは新館に設営された展示スペースを、内覧会の様子とともにご紹介していきます。
日本最大級!7.5mの深海生物大水槽
今回のリニューアルオープンに際した目玉の展示。新設された縦3.5m、横7.5m、容量120トンの大型水槽は美ら海水族館の次に大きい規模を誇り、水族館のシンボル「タカアシガニ」を13匹収容しています!
水槽には骨が沈んでおり、浅瀬の海で死んだクジラのもとへ魚たちが寄ってくるようすを再現しているのだそう。生命の神秘を感じる展示です。
調査員F
地元、蒲郡市の漁師さんが獲ってきたタカアシガニを展示しています。蒲郡産の魚が獲れたら水槽に追加していくのだそう!
水族館専門の卸売業者からいきものを買うことも多い中、地元の漁師さんから提供される魚たちを展示することで地域の魅力を発信することに繋がっています。
タカアシガニを下から眺めるユニークな展示も
水槽の奥に続く通路はトンネル状になっており、脚を広げると最大3.5mにもなる巨大なタカアシガニを下から見上げるように観察できるのが魅力!
設置されている照明にもこだわりが。サーチライトが生物を照らし、舞台演出のように神秘的な海の世界を映し出します。
アシカプールがスケールアップ
アシカの展示も以前よりパワーアップ。広くなった屋外プールに展示場所が変わり、ショーの開催時だけでなく、いつでも会いに行けるようになりました。
調査員F
ショーを100回以上こなしてきたベテランのラブちゃんの泳いでる姿が今までより良く見える!
水面がお客さんの目線と同じ高さになるような工夫もあり、可愛いアシカのお腹も見られます。人が通ると好奇心を示し、とっても可愛いですよ!
2匹新たにやってきたカワウソがみられる「カワウ槽」
今回のリニューアルオープンで新たにやってきたカワウソたち!水族館の人気ものになりそうなキュートさです。
カピバラの展示も復活!観覧スペースも用意
休止していたカピバラの展示も復活します。これまでの屋内展示から屋外に場所を移動し、飼育員の方がおうちから持ち寄った植物を設置。以前より3倍ほど広くなった場所でのびのびと暮らす2匹のカピバラ「しんた」くんと「めめ」ちゃんの姿が見られます。
調査員F
本展示は、竹島水族館パワーアッププロジェクトとして実施されたクラウドファンディングで実現したそうです。ファンから愛される竹島水族館ならではの展示をぜひお楽しみください。
展示スペースだけでなく、観覧スペースも新たに設置。広々とした空間で観賞を楽しめるようになりました!
調査員F
ファンが熱望する、とくに何もしないショー「ゆるふわショー」も復活予定!乞うご期待です。
人気のグッズ売り場は5倍に拡大
さまざまな商品を取り揃え、「超グソクムシ煎餅」など、ここでしか手に入らない限定オリジナル商品でも人気のグッズ売り場。
今回のリニューアルでは、グッズ売り場の面積がなんと約5倍にスケールアップ。広々とした空間でゆったりとグッズを眺めながらショッピングが楽しめます。
担当者さんがイチオシだという宇宙くじ方式の「ウツボくじ」は、竹島水族館にいるウツボたちの写真を少しずつ撮ってつなげて作ったポーチが当たります。ハズレなしで大きさの異なる3種類のウツボポーチがGETできちゃう!
調査員O
イラストのウツボが印刷されたウツボグッズはありますが、本物の写真を使ったグッズはなかなかお目にかかれません!ポーチのモデルになったウツボたちは旧館の展示室にいるため、ぜひ会いにいってみてくださいね。
竹島水族館 アクセス・基本情報
- 住所:〒443-0031 蒲郡市竹島町1-6
- アクセス:
JR東海道本線・名鉄蒲郡線「蒲郡」駅より徒歩約15分
JR東海道本線・名鉄蒲郡線「蒲郡」駅から名鉄バス(約5分)「竹島遊園」下車 - 駐車場:無料駐車場あり(周辺施設との供用)水族館前駐車場もしくは竹島園地駐車場
竹島園地駐車場は一部の期間は有料 - 開館時間:9:00-17:00(最終入館時間16:30)
- 休館日:無休※メンテナンス等による臨時休館あり
- 入場料:大人 1,200円(高校生以上)/子ども 500円(4歳から中学生まで)
特別団体入館料や市民割引、その他割引については上画像参照
パワーアップした竹島水族館に遊びに行こう
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、2度のリニューアルを経てついにグランドオープンする竹島水族館の見どころを紹介しました。
グランドオープン初日の10月12日は、午前8:30から式典が開催。9:00に一般向けオープンの予定です。パワーアップした水族館へ、ぜひ足を運んでみてくださいね!