名古屋鉄道が江南市の布袋駅高架下にて建設を進めている商業施設「MOKU KICHI」が来月10月23日にオープンします。

居酒屋や洋菓子専門店など7テナントが入居し、今後も店舗を増やしながらさらなる街のにぎわいを生み出すことが期待される施設となっています。

本記事では、「MOKU KICHI」の施設概要や魅力、出店するテナントをご紹介します。

目次

木のぬくもりあふれる新商業施設

提供:名古屋鉄道

2024年10月23日、愛知県江南市の布袋駅高架下にオープンする商業施設「MOKU KICHI(モクキチ)」。地域住民の憩いの場として「木」をテーマにした温かみのある空間を提供し、新たなまちづくりを支援する目的で建設されました。

「MOKU」は「木」を表現し、「KICHI」は地域の「基地」として駅利用者をはじめとした地域の方々の交流の中心、賑わいの拠点となるようにという意味が込められています。

施設には地元産の「あいち認証材」をふんだんに使用し、木造建築の魅力を存分に活かしながら、駅の利用者や観光客を迎え入れる「基地」となることを目指します。

調査員F

柔らかい雰囲気がただよう施設。リラックスした時間が過ごせそうです!

にぎわいを生み出すための工夫も

施設全体をデッキでつなぎ、人々が自由に行き交える回遊性の高い構造も魅力の一つです。デッキにはベンチが設けられ、駅前広場とロータリーを結ぶ動線も工夫されています。

歴史を継承する施設デザイン

提供:名古屋鉄道

「MOKU KICHI」は、旧布袋駅の歴史を受け継ぐ施設でもあります。

布袋駅の木造旧駅舎は、名鉄最古となる1912年の開業当初からのもの。現在は高架化により使用されていませんが、駅舎の一部が「MOKU KICHI」に移設されています。

移設された旧駅舎のアーチ型の車寄せ(提供:名古屋鉄道)

大正ロマンな雰囲気を残す駅舎を現代に蘇らせることで、地域の人々に懐かしさと新しさを感じさせる空間になっているんですね。

提供:名古屋鉄道

調査員N

ロゴデザインの「M」や「H」にも旧校舎のアーチデザインが取り入れられているのがカワイイ!

地域の魅力を引き出すテナントが7店舗出店

入居テナントは、地元の特色を活かした7つのテナントが出店。コンビニなど通勤時・通学時に便利なお店はもちろん、たまの自分へのごほうびにぴったりなスイーツショップや、待ち時間にぴったりなセルフカフェなどバラエティ豊かなテナントが揃います。

  • 小多福【定食・居酒屋】
  • ファミリーマート【コンビニエンスストア】 ※2024年度内開業予定
  • kunneko【洋菓子・シフォンケーキ専門店】
  • お芋処〜えんむすび〜【焼き芋・スイーツ】
  • 123 un deux trois【フレッシュジュース店】
  • セルフカフェ【無人カフェ】
  • ハピまるドーナツ【ドーナツ】

新たな賑わいを生み出す地域の拠点「MOKU KICHI」に行こう

いかがでしたでしょうか。名鉄「布袋駅」高架下に新たにオープンする「MOKU KICHI」。

地域住民だけでなく、駅を利用する人々や観光客にとっても便利な施設です。飲食店やコンビニが揃い、日常の利便性を向上させるだけでなく、布袋駅周辺の新たな賑わいを創出する役割も担っています。

木の温もりを感じながら地域の魅力を存分に楽しめるスポットとして、今後注目を集めることでしょう。

10月23日のオープンを乞うご期待。

MOKU KICHI 施設概要

  • 名称:MOKU KICHI
  • 開業日:10月23日(水) 
  • 所在地:愛知県江南市布袋町西布218
  • 規模面積:木造平屋建 延床面積約1,132㎡
  • 用途:食物販、飲食、コンビニ等
  • テナント数:7テナント(第1期テナント)
  •  駐車場:有り