愛知県の南東部に位置し、東は静岡県、西は三河湾、南は太平洋に面する「豊橋市」。
暖かな気候と自然に囲まれたのどかな都市でありながら、「法定人口が20万人以上」の中核市の1つとして、東三河地方の中心都市として発展してきました。
こちらでは豊橋市の特徴、名産品、観光地、ご当地グルメ情報を掲載しています!
豊橋に来たら必ず食べていただきたいおすすめグルメもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
豊橋市の特徴・基本情報
- 【人口】約37万人
- 【面積】262㎢
- 【市の花】ツツジ
- 【市の木】クスノキ
- 【市制施行日】1906年8月1日
- 【市役所所在地】〒440-8501 愛知県豊橋市今橋町1
豊橋市の特徴は?
市の南部は、渥美半島へと広がる農業地域で全国トップクラスの農業産出額を誇ります。地形が平坦で、温暖な気候かつ、豊川用水により安定的に水が供給されることから、野菜、果樹、園芸作物、稲作など多種多様な作物が栽培されています。
日本一の飼育羽数を誇る鶉(うずら)を始め、養豚、養鶏などの畜産も盛んです。
西部は、自動車の輸入台数・金額ともに全国第1位を誇る「三河港」を擁する臨海工業地域で、造船、金属、機械、自動車、電気、精密機械、化学繊維等の産業が充実した地域です。
海外メーカーも多数豊橋に進出してきており、多様な業種を擁する工業地域として発展を続けています。
中心部には、吉田城や豊橋市美術博物館などの施設がある他に、豊橋駅周辺には商店街があります。子育て世代や住宅購入者向けの様々な支援サービスも充実しており、暮らしやすい街として人気の市となっています。
「共働き子育てしやすい街ランキング2022」3位の街
豊橋市は所得制限なく第2子の保育料無償、保育所への手厚い支援、男性への子育て意識の向上に対する取り組みを評価され、日経が調査する「共働き子育てしやすい街ランキング」で全国3位になりました。(2022年)
豊橋市へのアクセス
豊橋市は交通の要所としての機能もあり、大都市圏へのアクセスも便利です。
豊橋駅は、東海道新幹線、JR在来線、名鉄線、田原市へとつながる豊橋鉄道渥美線、路面電車、路線バスなどの交通機関が豊富。東海道新幹線「ひかり」に乗車すれば、東京、大阪共に80分程度、名古屋まで20分程度で到着することができます。
大都市へのアクセスが良く、各種公共交通機関も豊富にあるため観光でも訪れやすい都市となっています。
豊橋市のおすすめ観光地3選
大都市圏からのアクセスが良好で、自然も豊かな豊橋市。自然を体感できる場所や家族で楽しめる場所まで、様々な観光スポットが存在しています。
豊橋市の厳選おすすめスポットを3つご紹介いたします。
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
豊橋市内で家族で楽しめる代表的な観光スポットの1つが豊橋総合動植物公園、通称のんほいパークです。動物園、植物園、自然史博物館、遊園地等が1か所に集約されており、老若男女問わず1日中楽しむことができます。
地元の方だけでなく、地方からも観光客が訪れる豊橋市の代表的なスポットとなっています。
基本情報
- 住所:〒441-3147 愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
- 開園時間:9:00-16:30(入園は16:00まで)
動物収容の関係上、午後4時ごろから一部見られなくなる動物があります。 - 休園日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
- アクセス
JR東海「二川駅」南口より徒歩約6分
豊鉄バス二川線「二川駅」より徒歩約6分
東部東山線やまびこ号「二川駅」より徒歩約6分
実際に「のんほいパーク」へ行ってきました!
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吉田城(豊橋公園内)
吉田城は、16世紀初頭にその前身が築城された、三河国渥美郡今橋(現在の豊橋市今橋町)にあるお城です。明治6年に、失火により多くの建物が消失しており、現在は1954年(昭和29年)に模擬再建された、鉄櫓(くろがねやぐら)が豊橋公園内に残っています。
吉田城が存在したとされる豊橋公園は、公園全体が吉田城址となっており、豊橋市民のシンボル的な存在です。公園内には、美術博物館、三の丸会館等の文化施設、野球場やテニスコート、武道場等の文化施設が揃っています。
鉄櫓からは豊橋市内を一望できる他に、内部には歴史を学べる資料館もあります。
基本情報
- 住所:〒440-0801 愛知県豊橋市今橋町3
- 営業時間:吉田城鉄櫓の内部公開(無料)は下記の通り。
火/水/木/金/土/日 10:00~15:00 - アクセス:
JR東海・名鉄「豊橋」より徒歩20分
豊橋鉄道「市役所前」又は「豊橋公園前」より徒歩5分
葦毛湿原(いもう しつげん)
葦毛(いもう)湿原は、1992年2月28日には愛知県指定天然記念物、2021年6月18日には国の天然記念物に指定されている、学術的に見て希少な豊橋市にある湿原です。
弓張山地の山麓、標高60〜70メートルの緩斜面に大きく広がっており、湿原内には木でできた遊歩道が敷設されており、春と秋の開花シーズンには登山客がよく訪れます。
環境省によって絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている、以下の植物にも出会えます。
- ミカワバイケイソウ
- カザグルマ
- シラタマホシクサ
- トウカイコモウセンゴケ
- ミミカキグサ
基本情報
- 住所:〒440-0022 愛知県豊橋市岩崎町
- アクセス:豊鉄バス飯村岩崎線「岩崎・葦毛湿原」停留所より徒歩約15分
まだまだある!豊橋の観光スポット
豊橋市は名古屋市に次ぐ中核市です。まだまだ楽しめるスポットはたくさんあります。詳しくはこちらでもご紹介しています!ぜひチェックしてみてください。
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豊橋市の名産品
豊橋市には名産品もたくさんあります。
- 菜めし田楽
- 豊橋ちくわ
- 五平餅
- ハゼの佃煮
- 銘菓ゆたかおこし
豊橋を代表するご当地グルメとして「豊橋カレーうどん」は観光客だけではなく、地元でも人気です。県の名産品である「うずらの卵」を使用した、豊橋市自慢の一品となっています。
豊橋のご当地グルメ!個性あふれる「豊橋カレーうどん」
豊橋を代表する人気ご当地グルメ「豊橋カレーうどん」。パッと見は一般的なカレーうどんですが、カレーうどんの下に「ご飯」と「とろろ」が入っている一風変わったご当地グルメです。
「残しがちなカレーうどんのルーを最後まで美味しく食べてほしい」という思いのもと、ご飯ととろろを器の底に沈めた豊橋カレーうどんが誕生しました。
豊橋市内のうどん屋の自家製麺比率は100%となっており、店によって、作り方や味のこだわりが異なるため、様々な店舗を訪れて食べ比べをしてみるのもおすすめです。以下、おすすめの豊橋カレーうどん店をご紹介していきます。
三河に来たら豊橋カレーうどんをぜひ!
豊橋カレーうどんは、「豊橋麵類組合」に加盟し、提供店で構成される「チーム華麗」に加盟する店舗のみしか販売できない、本当の意味でのご当地限定グルメです。
豊橋に来たらぜひ、「豊橋カレーうどん」を召し上がってみてください!