知多半島の先端に位置する南知多町は、名古屋から最も近い離島である日間賀島を始めとした複数の離島と、豊かな自然環境を活かした観光資源豊かな地域です。さらに、漁業や農業が盛んであり、新鮮な食材がとれることから美味しいグルメも数多く存在しています。

こちらでは、そんな南知多町の基本情報からおすすめの観光地、さらにはぜひご賞味いただきたいご当地グルメまでを一挙にご紹介します!

ぜひ最後までご覧ください。

目次

南知多町の特徴・基本情報

羽豆岬からの展望
  • 【人口】約1.6万人
  • 【面積】38.37㎢
  • 【町の花】スイセン
  • 【町の木】ウバメガシ
  • 【町制施行日】1961年6月1日
  • 【役所所在地】〒470-3495 愛知県知多郡南知多町大字豊浜字貝ケ坪18

南知多町は知多半島の最南端に位置しており、半島の先端や沖合に浮かぶ島々を含めた町が特徴です。三方が海に囲まれており、東は三河湾、南西は伊勢湾に面していることから、船びき網漁業や小型底びき網漁や、のりの養殖業といった沿岸漁業が盛んです。

町には砂浜のビーチと綺麗な海はもちろん、温泉地といった観光スポットも数多く存在していることから、多くの観光客が訪れる地域でもあります。さらに四季に合わせて様々なイベントが開催されており、年間を通して楽しめることで人気を博しています。

さらに、南知多町は漁業だけではなく農業も盛んな地域であることから、四季折々の海と山の幸を楽しむことができます。秋にはみかん狩り、冬から春にかけてはいちご狩りも有名である一方で、船に乗っての本格的な釣り体験もできるのです。

南知多町へのアクセス方法

知多半島の先端に位置する南知多町ですが、電車を利用する場合は、「名鉄名古屋駅」から「河和駅」まで約1時間でアクセス可能。そこから知多バス等を利用することで町内の様々な場所にアクセスできます。

また、そこから高速船を利用すれば、10分程度で「日間賀島」や「篠島」といった離島にもたどり着けます。

車での場合、名古屋市内から約50分程度でアクセス可能ですので、日帰りで楽しめるリゾート地として人気です。

南知多町のおすすめ観光地4選

南知多町は年間を通して数多くの観光客が訪れる地域。数多くの観光地を有しています。

こちらでは、その中から特におすすめしたいスポットを2つご紹介します!

日間賀島

日間賀島は名古屋市から最も近い離島として知られています。この島では年間を通して様々なイベントが開催されており、花火大会やイルカとの触れ合い、潮干狩りから漁業体験など多岐にわたります。年代を問わずに様々な楽しみ方ができるのが嬉しい!

島は一周約6km程度ですので、一日かけて散策しても楽しいかもしれません。島には歴史的な古墳群や神社もあり、のんびりと観光することもできます。また、タコとフグが食材として有名であり、美味しい料理を年中食べられることでも知られています。

日間賀島で食べられるご当地グルメ「日間賀島タコ飯」については後述します。

日間賀島 アクセス・基本情報

  • 住所:〒470-3504 知多郡南知多町日間賀島
  • アクセス:
    「河和港」から高速船で約20分
    「師崎港」から高速船で約10分
    「伊良湖港」から高速船で約30分
  • 駐車場:師崎港駐車場を利用 ※伊良湖港・河和港にも駐車場あり

観光農園花ひろば

ひまわり

「観光農園花ひろば」は、1年を通じて温暖な南知多町の気候を活かした観光農園です。

菜の花とフォトスポット

見どころはなんといっても、季節ごとにさまざまな花が開花する広大な花畑。一面が同じ種類の花で埋め尽くされるさまは壮観で見ごたえ十分。

ただ見るだけではなく、お花摘みができることもポイント。お気に入りの花を1人10本まで持ち帰ることができるんですよ♪(ひまわりは5本まで、小学生以下は対象外)

観光農園花ひろば アクセス・基本情報

  • 住所:〒470-3411 知多郡南知多町豊丘高見台48
  • 営業時間:8:00~17:00
  • アクセス:【車】南知多道路「豊丘IC」より5分
  • 駐車場:あり
  • 入園料:大人(中学生以上)800円、小学生400円、未就学児無料

南知多ビーチランド

海獣たちとのふれあいや工夫を凝らした展示が人気の「南知多ビーチランド」はファミリーにもデートにもおすすめのスポット。150種類7000匹の魚類や海獣を展示しており、季節やタイミングに応じてさまざまな体験プログラムも用意しています。

近くで見ることができるアシカショーやイルカショーも人気。暑い時期には客席がずぶ濡れになるショーもありますよ。

南知多ビーチランド アクセス・基本情報

  • 住所:〒470-3233 知多郡美浜町奥田428-1
  • アクセス:名鉄知多新線「知多奥田」駅より徒歩15分
  • 駐車場:有料駐車場あり
  • 開館時間:9:00~17:00(時期によって異なる)
  • 休館日:12月~2月の水曜日(冬休み期間を除く)
  • 入場料:大人(高校生以上) 2,200円、子ども(2歳以上)1,100円

南知多グリーンバレイ

南知多グリーンバレイは、日本で初めてバンジージャンプ場ができたことでも知られる、アスレチック施設です。現在では20種類を超えるアトラクションが用意されており、大人から子供まで身体を動かして楽しめるでしょう。

特に、上空20mから飛び降りるバンジージャンプは日常では体験できない、貴重な経験となること間違いなし!夏場にはウォーターアスレチックプールの営業があるなど、季節に応じた楽しみ方ができるスポットです。

南知多グリーンバレイ アクセス・基本情報

  • 住所:〒470-3321 知多郡南知多町内海打越77−1
  • 営業時間:10:00〜16:00
  • アクセス:【車】知多半島道路「南知多IC」より約5分

南知多町の名産品

豊かな自然環境を持つ南知多町には、以下のような数多くの名産品が存在しています。

  • タコ
  • トラフグ
  • カレイ
  • 穴子
  • アサリ
  • エビ
  • しらす
  • みかん
  • キウイフルーツ
  • ぶどう
  • 里芋
  • 大根

このように、海と山の幸が豊富にとれる南知多町は美味しい食事も魅力の1つです。こちらでは紹介しきれない程、名産品で溢れていますのでぜひ現地で確認してみてください!

日間賀島のご当地グルメ「タコ飯」は全国的にも有名!

名古屋から最も近い離島である日間賀島では、タコとフグが食材として有名であることは前述した通りです。その中でも、タコの風味豊かな出汁と一緒に炊き上げられた「タコ飯」はご当地グルメとして有名。タコ飯を目当てに全国各地から訪れる人も多いといわれています。

調査員F

日間賀島の郷土料理でもあるタコ飯は、ぶつ切りにしたタコと水、醤油、酒を使って土鍋で炊かれた一品です。元々は漁師が釣ったタコを船上でぶつ切りにし、米と炊き上げた漁師飯が起源だと言われています。

タコが年間を通して取れる日間賀島は別名「多幸の島」とも呼ばれています。島内にはタコにちなんだモニュメントや、言い伝えなどが残されており、日間賀島を訪れた際にはぜひタコ飯を始めとしたタコ料理を楽しむことをおすすめします!

日間賀島タコ飯

愛知県の南は太平洋に面しており、知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾からは豊富な海産物が獲れることで有名です。 そんな三河湾に浮かぶ、日間賀島という島をご存知で…

「日間賀島タコ飯」が楽しめるおすすめのお店

乙姫

4.3
62
  • 日間賀島タコ飯
  • 南知多町
  • 日間賀島西港

KITCHEN macha

3.8
1
  • 日間賀島タコ飯
  • 南知多町
  • 日間賀島西港

島バル daitome

4.2
2
  • 日間賀島タコ飯
  • 南知多町
  • 日間賀島西港

たいかいろう 東店

3.4
63
  • 日間賀島タコ飯
  • 南知多町
  • 東港

「タコ飯」だけじゃない!師崎地区のご当地グルメ「崎っぽめし」

南知多のご当地グルメは「タコ飯」だけではありません。

南知多半島の師崎地区は、知多半島の最も「先」に位置しています。この地理的特徴を活かした名物として、「崎っぽめし」と呼ばれるご当地グルメが近年登場しました!

「崎っぽめし」は、南知多町特有の新鮮ないけす料理がルーツであり、産地のプロがおすすめする旬の食材をメインにしています。主に「カラフルめし」と「とんがり盛り」の2種類が存在しており、前者は魚介と野菜とお肉など彩り豊かな食材を使った一皿です。後者は知多半島の「先っぽ」ということで、驚くほど高く盛り付けられたかき揚げや天ぷらが特徴的な一品。

まだまだご当地グルメとしては、タコ飯ほどの知名度はありませんが、今後ご当地グルメとして盛り上がっていくと良いですね!

“先端”の今っぽグルメ 崎っぽめし

南知多町観光協会​が運営する諸崎地区のグルメ情報ページです。

愛知県有数の観光地・南知多を満喫しよう!

豊かな自然環境を活用した観光と豊富な食材が魅力的な南知多町について、その特徴から観光地、ご当地グルメまでを紹介しました。名古屋から最も近い離島である日間賀島を始め、見どころ満載の地域ですのでぜひ足を運んでリゾート気分を味わってください!