愛知県の中部に位置する「みよし市」は、豊田市や刈谷市などに隣接する街です。名古屋駅から電車で40分ほどの場所にあり、豊かな自然やおいしいフルーツなどをのんびり楽しむことができます。
こちらでは、みよし市に来たら必ず訪れたい観光スポットをご紹介していきます。
目次
みよし市の特徴・基本情報
- 【人口】約6万2千人
- 【面積】32㎢
- 【市の花】サツキ
- 【市の木】ミカワクロマツ
- 【市制施行日】2010年1月4日
- 【市役所所在地】〒470-0295 愛知県みよし市三好町小坂50
- 【公式HP】https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/
みよし市は愛知県の中部に位置する街です。市内にはトヨタ自動車の工場をはじめとして、トリニティ工業、TOYO TIRE、旭化成ファーマなど数多くの企業が進出しており、西三河自動車工業地域の一角として工業化・住宅地化が進んでいます。
名古屋市に近い立地にある一方で、町なかには自然も多く残っており、複数の公園・緑地が存在します。イオン三好店、MOVIX三好など70の専門店が入るアイ・モール三好といった大型商業施設もあり、利便性に富む市民生活を支えています。
みよし市へのアクセス
みよし市の中心駅は「三好ケ丘駅」です。名古屋駅までは途中乗り換えて、約40分で到着します。また、車では高速道路は東名高速道路が利用可能です。
みよし市のおすすめ観光地3選
名古屋から気軽にアクセスが可能で、豊かな自然や歴史を感じさせる建物、さらには地元のおいしい食べ物が楽しめるみよし市。
そんなみよし市の厳選おすすめスポットを3つご紹介いたします。
三好丘緑地
「三好丘緑地」は、三好ケ丘駅の東側にある緑地です。敷地内には広々とした芝生広場があり、市民の憩いの場として親しまれています。
「浮き雲の桟橋」と名づけられた展望台からは、みよし市の町並みや、恵那山をはじめとした周囲の山々を一望できます。夜にはライトアップが行われ、東山スカイタワー、名古屋駅のJRセントラルタワー、そして豊田市の夜景などを楽しめます。西三河エリアでは最大最高の夜景スポットとなっており、ロマンティックな雰囲気を求める人たちから人気を集めています。
基本情報
- 住所:〒470-0202 愛知県みよし市三好丘2
- アクセス:名鉄豊田線「三好ケ丘駅」より徒歩約11分
- 公式HP:https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/midori/kaku_kouen/miyosiokaryokuchi.html
石川家住宅
「石川家住宅」は新三好村初代村長の石川愛治郎が1910年(明治43年)に建築した日本家屋です。長屋門、主屋、西蔵には当時の雰囲気が色濃く残っており、2011年(平成23年)8月にはみよし市指定有形文化財(建造物)に認定されました。
伝統的な日本家屋の雰囲気を味わいながら、手入れの行き届いた美しい庭などを見ることができます。観覧を希望する場合は、長屋門に設置されている観覧受付簿に記入してから入場します。
また、趣味の展示などにも開放されており、週末には琴の演奏体験、草履作り、絵手紙作り、風車作りなど、さまざまな講座が行われています。
基本情報
- 住所:〒470-0224 愛知県みよし市三好町上82
- 営業時間:9:00~16:30
- 休館日:水・木・土・日・年末年始(12月28日~1月4日)
- アクセス:名鉄豊田線「豊田市」駅を下車の後、名鉄バス赤池行き「三好上」バス停を下車、徒歩2分
- 公式HP:https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/shiryoukan/ishikawake.html
みよしぱくぱくファーム
「みよしぱくぱくファーム」は、甘くておいしい減農薬栽培のいちごを楽しめる農園です。章姫、かおり野、とちおとめ、天使のいちご、よつぼしが栽培されており、毎年12月から翌5月にかけていちご狩りを楽しむことができます。
利用に際しては事前の予約が必要です。予約をすると、1組につき1列ごとのレーンに案内してもらえます。すべてのハウスで高設土耕栽培を行っており、いちごが高い位置に育っているため、立ったままいちご狩りを楽しめるのも嬉しいポイントです。
また、れん乳のおかわりが自由なだけでなく、ホイップクリームやチョコレートなどのトッピング食材も持ち込み可能なため、いちごの酸味が苦手な人や小さな子供でもおいしく食べることができます。
基本情報
- 住所:〒470-0214 愛知県みよし市明知町平成283
- 営業時間:いちご狩り 10:00~/11:00~
- アクセス:名鉄三河線「竹村駅」より車で約15分
- 公式HP:https://344ichigo.weebly.com/
みよし市の名産品
みよし市の名産品は、以下が有名です。
- 梨
- 柿
- ぶどう
市の南部には果樹園が広がり、上記の果物をはじめとして、さまざまな農作物が栽培されています。梨は8月上旬~9月中旬ごろまで、柿は10月上旬から11月下旬ごろまで、ぶどうは7月中旬から8月中旬ごろまでが収穫期です。
自然豊かでのんびりと過ごせる街「みよし市」を堪能しよう
ここまで、みよし市の基本情報やおすすめの観光スポット、名産品などを詳しく見てきました。
名古屋市から1時間以内という立地にありながら、豊かな自然が広がるみよし市。地域の歴史を感じさせる建物や、いちご狩りを楽しめる農園など、のんびりとした休日を過ごすのにぴったりのスポットが点在しています。
大都市からアクセスしやすく、自然や文化と触れ合ってリラックスした一日を過ごせるみよし市をぜひ訪れてみてください。